Dec 31, 2014
14時間前 (AM 10:00) HNY Tokyo
謹賀新年。タイムズスクエアのTOSHIBAのスクリーンに特別仕様です映し出される。
地元ニューヨーカーのアドバイスに従い、ニューヨークのニューイヤーズイブ午前中に、滞在先のブルックリンからタイムズスクエアに向かった。
タイムズスクエアボールを背景にニッコリ記念撮影を撮る観光客、フル装備で最前列をキープしニンマリのグループ、それらをなだめるような笑みで整理する警備員、歌いながらステージを設置する作業員、100万人が集まる宴を前に群衆とハッピーが溢れていた。
それでも、まだ探せばリフティングをできるぐらいのスペースはある。
12時間前 (PM 12:00)
現場の下見をした後、これから半日バリケードの中で宴を楽しむためのショッピングと軽いブランチ。万全の準備で行列へ向かうと、そこはもう息が詰まるほどの人の大群。もうドリブルをするのは難しい。
入場規制が始まり東西・南北を横断する最混雑区域は、海へ潜ろうとすると浮力で押し返されるように、コツをつかまないと渡れない。ダイバーの如く人の海をかき分けてグレートホールへ飛び込む。
9時間前 (PM 3:00) HNY Dubai
タイムズスクエアからドバイに向かって賀正。コスタリカ人ともPura Vida。
鉄の柵に入ったら最後、オフィシャルには檻の外にでると戻ってくることは許されない。公式にはバッグ、アルコールの持ち込み禁止、食事もトイレも行けない。檻の中は、動き回る隙間もなく、座っていると注意されることもある。氷点下を超える寒さの中で時間を過ごす。
せっかくこれだけの人を集め、ステージもあるのだからライブでもしたらおもしろいのにもったいない。目の前でテレビのカメラが回りをレポーターや芸能人が行き来きし、「Terry」と周りは歓声をあげるけど芸能人に疎いから盛り上がりきれない。
6時間前 (PM 6:00) HNY Berlin
タイムズスクエアからドイツの友達とスタッフへあけましておめでとう。
6時間経過、覚悟していたより楽に前半を折り返す。 残り6時間、気温は下がるが、テンションは上がる。
トイレ対策に朝から水分は控え、屋台でお昼のランチとディナーをテイクアウト。防寒と目印とパーティーコスプレの3つを一つで兼ねるエルモの帽子、お約束ネタの2015の形をした光るメガネ、使うことはなかったが万が一に備え人生初となるオムツを装着。
待ち時間は、世界中から集まってきた人々と国際交流を楽しむ。iPhoneやiPadで、本を読んだり、仕事をしたり、SNSをしたり、やりたいことが多すぎて暇を持て余すことはなかった。 W杯やお祭りの時はインターネットがつながらなくなることが多いけど、T-Mobileの現地SIMはLTEでYoutubeをらくらくアップロード。
3時間前(PM9:00)HNY Rio de Janeiro
タイムズスクエアからリオデジャネイロへ¡Feliz ano novo!
”リオデジャネイロ” 今年この言葉を聞いて胸が熱くならないサッカー馬鹿はいないだろう。
レンソイス・マラニャンセス、レシフェ、ナタール、クイアバ、フォルタレーザ、ベロオリゾンチ、サンパウロ、サントス、クリチバ、、、W杯ブラジルの旅は、世界23周の旅3周目前半のハイライト。2ヶ月ぐらい温かいホームステイに迎えられ旅をしたブラジルは、日本の裏側の遠い国から第3の故郷に変えてくれた。
ラテンのパワーはニューヨークでも熱く、昼からずっとハイテンション。広大でのんびりした国で、3時間でもクラブの入場に待ち、3日かけてバス移動をするブラジリアンのスケールからしたら、半日待つことぐらいはたいしたことないのかもしれない。あの底抜けの明るさに幸せに生きる鍵がある。
2時間前 (PM10:00) HNY Buenos Aires
アルゼンチンのブエノスアイレスも¡Feliz Año Nuevo!
タイムズスクウェアでは、ニューヨークのカウントダウンに向けて、毎時間世界のニューイヤーをお祝いする。
5~6時間前辺りから、ライブイベントが増え、いよいよ盛り上がってくる。アナと雪の女王も生ライブを聞けた。花火、紙吹雪、巨大な風船が降ってきたり、バルーン風船やスポンサーのノベルティグッズが配られ毎時間アイテムが増え盛り上がる。
宣伝効果は抜群で2015年はCover Girlのピンクのハットの年、またはGoogleのオーロラヴィジョンがデビューした年として記憶に残るだろう。
1時間前 (PM11:00) HNY La Pazu
¡Feliz año nuevo! 向かいにいた赤黄緑のボリビア国旗を振るボリビアーナと、今年覚えたスペイン語でラパスの新年をお祝い。
世界23周の旅3周目で訪れた、南米3大カーニバルのオルーロ、お馴染みウユニ塩湖、チリの友人と再会した世界遺産ポトシ、世界一の高度にある首都ラパス、月の谷、、、ボリビアの想い出だけで一晩中でも話せる。
ボリビアの次の国ペルーでは、父の死という人生で最も悲しいできごともあった。それでも、もうすぐ終わる2014年は、人生で最高にハッピーな道を走れた。 もうすぐ始まる2015年も、夢をふくらませ、いまを生きると誓うニューヨークで迎える2014年最後の
15分前 (PM11:45)
風船がしぼむくらい、キリンぐらい首を長くして、待ちわびた長い一日も最終ステージを迎える。
Spotifyから楽曲削除をした話題のテイラー・スウィフトが登場し熱量は最高潮。
O.A.Rが恒例のジョン・レノンのイマジンを歌い感動のフィナーレへ。
1分前 (PM11:59)
Time to Countdown…