1 July, 2014
移民大国カナダは過去に一度しかワールドカップに出場したことがなくブラジル大会も地区予選で敗退している。それでもワールドカップに行くといつもカナディアンと出会う。カナディアンがパックではなくボールを追いかける世界は想像できないが、運動神経のある男がホッケーではなくサッカーに進み、優秀な選手が二重国籍を行使せずカナダを選べば、世界を驚かす最強の多国籍軍が生まれると思う。
日本人旅行者が外国で日本人と会うと同郷のよしみを感じるようにトロントニアンやバンクーバーライトと会うと親近感が湧く。日本人のように顔の特徴でカナディアンと言い当てることは難しいが、彼らの服装や持ち物を見たり英語を聞けばカナディアンと分かることは多い。カナダデイの今日はファンフェスタでメイプルのフラッグを誇らしげに掲げるカナディアンがいた。「Happy Canada Day!」と声をかけるとカナダを愛する仲間が広がる。
著者:Ken Utsumi #u23ken
『世界23周の旅』3周目中。未来の働き方・生き方に挑戦する。24歳のときトロントで起業。留学&就活を支援。未来法人U23代表CEO兼デザイナー。神戸生まれ、サッカー好き、旅人。