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2001年から住所不定のノマドライフ。2003年にトロントで留学中に未来法人U23を創設、現CEO/CDO。2012年『World Odyssey: 世界23周の旅』へ出発、現在5周目。Future Life/Work《未来の生き方・働き方》に挑戦しながら、人・アイデア・夢をつなぐHUBとなり、留学、旅行、デザイン、ドローンなどを支援する職業不明のトラヴェラー。

東カリブ海ロイヤルカリビアンクルーズ:クァンタム・オブ・ザ・シーズ1日目〜旅立ち

2014年11月完成、クルーズの常識を変える”洋上初”の設備満載、次世代の超豪華客船『Quantum of the Sea(クァンタムオブザシーズ)』がクリスマスホリデー処女航海へ出航、カリビアンクルーズ7日間の航海記録。

その船は、世界最大規模のクルーズ会社アメリカのロイヤルカリビアンクルーズ社が、ドイツ・パーペンブルグにある造船会社マイヤー・ヴェルフトに発注。総トン数167,800トン、全長348m、全幅41m、乗客定員4180人、乗組員数1500人。

プール、ジム、サロン、ブティック、レストラン、ナイトクラブは序の口、最新鋭のデジタルスクリーンとサウンドのシアター、フルサイズのスケートリンクやバスケットコート、ゴーカートも。船上では、スカイダイビングやサーフィン、ボルタリング、さらには動く展望カプセルまで。例えるなら、海に浮かぶコンドミニアム、はたまたテーマパーク。

おそらく日本人ではまだ数人しか体験していないであろう、世界23周の旅クルーズレポート永久保存版。

Day 1: USA Cruise クルーズ 〜旅立ち

2014.12.20

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バンクーバーから飛行機で5時間ほど飛びニューヨークへ。Uberを呼びニュージャージー州・ケーブリバティ港に向かう。(*最寄空港はニューアーク空港)

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1マイル先にそれらしき建物が見える。受付の建物ではなかった、それこそがこの旅のクルーズ船『Quantum of the Sea(クアンタムオブザシーズ)』。例えるなら、海に浮かぶコンドミニアム。

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巨大なロビーでサンタ帽の受付スタッフに、パスポートを提示、写真の撮影、クレジットカードを登録し、乗船手続き完了。スムーズなチェックイン。

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ブリッジを抜けると目前にはクルーズ。もしタイタニック号のように氷山にぶつかっても吹き飛ばしそうな貫禄すらある。巨大な救命ボートがなければまるでホテル。

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乗船すると、客室カテゴリーごとに振り分けられた場所で、飛行機で機内での注意事項についてアナウンスがあるように、船内の注意事項やクルーズの概要のオリエンテーション。

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船内では財布を持ち歩く必要がなく、レストランやショッピングは、電子チップを内蔵したリストバンド「WOWBand」かキャビンのカードキーも兼ねた「SeaPass」をタッチするだけのキャッシュレス。

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キャビンはまるで東京のベイエリアにあるホテルの一室。バルコニー付きの部屋や、液晶のバーチャルウィンドウの部屋、豪華設備のスイートルームなどから選べる。

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客室のテレビの電源をいれると、画面にファンキーなクルーズディレクターが登場し、船内様子をのライブ中継したり、本日のおすすめアクティビティを紹介してくれる。アメリカらしい番組。

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違うチャンネルでは、ドキュメンタリー番組のようにクルーが船の制作秘話を説明する。キャプテンからもメッセージ。今日のために撮影されたクリスマスバージョン。

Whah your hand ♪ と感染予防に手洗いを促す動画がCMのように流れる。キャチーなメロディとキュートな映像が今も頭の中を流れている。子供のように口ずさんで手を洗うのが習慣になった。

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飛行機のコントロールパネルをもっとスマートにした感じで、現在地情報や映画や施設案内だけでなく、レストランの予約やフロントからのメッセージも確認できる客室のモニタ。

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スマートフォンを船内のWi-Fiにつなぎ、スケジュールの確認、レストランやアクティビティの予約、ゲストサービスを受けることができる専用アプリ「Royal iQ」。(日本語未対応)

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2階から5階までは、シアターやミュジックホールやレストラン、6階から13階までは客室、14階から屋上のデッキに、プールやフィットネジムやシープレックスがあり16階建て。

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いよいよ、出航。ハドソンリバーをところ狭しと超大型客船が降る。ライトアップされたニューヨークシティマラソンのスタート地点としても有名なアメリカ最長の吊り橋ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ。

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ディナーは西洋から東洋、老若男女、フォーマルからカジュアルまで、好みに合わせたレストランから選べる。初日のディナーはドレスアップしてフレンチへ。シャンパンで乾杯。

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前菜はプリプリのエビのカクテル、フレンチ風!?クラムチャウダー、贅沢なロブスター。これはカナダのローカルレストランが圧勝。

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アメリカのこの時期はもう毎日がクリスマス。この日も一足お先に七面鳥でお祝い。ターキー。

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心が躍るデザートはストロベリーのミルフィーユ。

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食後は未来の豪華客船らしい、バイオニックバーへ。未来には人間の仕事はロボットに奪われることを示唆している。

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ロボットのバーテンダーがカクテルを作ってくれる。ジン・トニックでもマルガリータでもモヒートでもなんでもタブレットで注文をしてカウンターで待つ。

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天井のボトルを選びシェイクやステアなどバーテンダーの微妙な動きも再現。おしゃべりはまだできないけど、混雑時でも待ち時間を表示してくれるのは人間より優秀。

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初日の夜は船内のミュージカルシアターでABBAのヒットソングで彩る『マンマ・ミーア』を鑑賞。部屋のテレビ放送で劇団の練習シーンとか見ていたから感動倍増。音楽とダンスと感動のストーリーが詰まった最高の舞台にオーディエンス総立ちで踊る。撮影は禁止。

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この夜は「ダンシング・クイーン♪」とステップを踏みながらアフターパーティーへ。

二日目へ続く

2015アジア杯オーストラリアを23倍楽しむ旅人のメモ

Dec 21, 2014

世界23周の旅をするKenが、AFCアジア杯オーストラリア2015を現地観戦する愛すべきサッカー馬鹿のみんさんへ、よく聞かれる質問や注意事項をシェアします。

→World Odyssey: 世界23周の旅について

世界23周の旅: 3周目

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まぎれもなく世界23周の旅: 3周目のハイライト、2014年W杯ブラジルの旅。Future Travelの知恵と経験と人脈の集大成となった旅は、出会う旅人からも旅のワールドカップがあればベスト23に入ると言われた。

2003年にトロントで留学中に創業し11年目を迎えFuture Work《未来の働き方》に挑戦する未来法人U23は”いまを生きる”を実践する。

CEOはブラジルへ、創業期から支えたNo2は長期休暇をとりカナダ留学。賭けは成功した。功労スタッフは夢を叶え、狙い通り新たなリーダーが育ち、蓋を開けてみれば過去最大の収益。

2002年、母国でワールドカップが行われた時は、”いまを生きる”ために会社を辞めざるを得なかった。あの頃はクレイジーな夢とみんな笑った。あれから12年、ついに夢の生き方を実現できた。皮肉なことに、それはクスコで父の訃報を受けた翌月のことだった。

 

2015アジア杯オーストラリア

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カイピリーニャに酔い、シュラスコを喰らい、フォーホーを踊り明かした6月から半年。また熱い夏が南半球ではじまる。

ワールドカップでは挑戦者であった日本代表も、アジアカップでは前回のチャンピオン。ナタールやクイアバで唇を噛み締めたサポーターも、オーストラリアでは勝利の歌を唄える可能性が23倍高い。ともに決勝の地シドニーで歓喜の雄叫びをあげよう。

連覇を目指すアギーレ監督率いる日本代表の23選手も発表された。ミランの本田圭佑、インテルの長友佑都、シャルケの内田篤人、ドルトムントの香川真司、JリーグMVPガンバの遠藤保仁… 優勝あるのみ。

 

世界23周の旅: 4周目

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3周目を終え23日間ほど、日本出張のような一時帰国。帰国しても部屋がないためリサーチも兼ねてシェアハウスを渡り歩いた。自分が経営する会社で、新人スタッフにはデュアルディスプレイとワイドデスクの最高のワークスペースがあるのに、たまに帰ってくるCEOの席はない。荷物はミニクラに預けている。これが本物のノマド。そして世界23周の旅: 4周目をKick Off。

東京・トロント・バンクーバーでFuture Work《未来の働き方》セミナーの講演をし、Be Crazy、いまを生きようと叫ぶ。常識に囚われた日本人には受け入れがたいライフスタイルだが、参加者のハートには届いた。

その後、11年間カナダで仕事をしながらまだ見ていかなったオーロラを見にホワイトホースへ行く。帰る直前に運命のオーロラが見えた話はまたいつか機会があれば。

クリスマスは、世界最新鋭の豪華客船Quantam of the Seasを初体験。カリブ海クルーズで真夏のサンタクロースとホリデーを祝う。一流になるために、背伸びして一流を知ることは大切。

ニューヨークでカウントダウンをした後、北欧をリサーチしてからオーストラリアへ向かう。

 

2015女子W杯カナダ

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気が早いけど6月にはカナダでは2015年女子ワールドカップの行われるので紹介しておく。移民の国カナダは心の先進国。ハッピーに生きる鍵がある。W杯をきっかけにもっと多くの人にカナダの魅力を知ってもらえたら嬉しい。

カナダはU23のホームで、ネットワークもあるので、イベントなどリクエストなどあれば気軽にご相談ください。

W杯FIFA公式サイト

 

世界23周の旅人メモ

アジア杯日程・会場

予選グループ

01月12日(月)16:00 @ニューキャッスル

01月16日(金)18:00 @ブリスベン

01月20日(火)18:00 @メルボルン

決勝リーグ

日本がD組1位通過した場合

1月23日(金)20:30 準々決勝 @シドニー
1月27日(火)20:00 準決勝 @ニューキャッスル

日本がD組2位通過した場合
1月23日(金)17:30 準々決勝 @キャンベラ
1月26日(月)20:00 準決勝 @シドニー

日本が準決勝負けた場合
1月30日(金)20:00 3位決定戦 @ニューキャッスル

日本が準決勝勝った場合
1月31日(土)20:00 決勝 @シドニー

 

※シドニーとニューキャッスルの移動は観戦チケットを持っていれば無料。

http://www.transportnsw.info/en/transport-status/events/2015/01/afc-asian-cup-2015-japan-v-palestine.page 

 

観戦チケット

アジア杯2015オーストラリアのチケットは英語でここから購入。
日本代表ゴール裏は$15からと良心的。現地手配でいいかな。

http://www.afcasiancup.com/ticketshome/en/?utm_content=buffer9233c&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

真剣に書いた渾身のブログに閑古鳥が泣き、数時間で飲みながら 速攻で書いたブラジルチケット予約ガイドのブログにサーバーがパンクするほどアクセスがあったのはブラジル大会のいい思い出。

Facebookアウェイ観戦コミュニティのチケット情報

https://www.facebook.com/groups/jfa.away/

 

ビザ

Australiaはビザが必要。
http://australia.or.jp/visa/news/20141210_changes.php?utm_content=buffer70325&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

*Australia入国に必要なETASとETAは同じもの。Electronic Travel Authority SystemのSがつくかどうかで、日本語にすると電子入国許可システム。

Brazilより簡単。ちなみにRussiaもビザが必要でとても手間なので注意。

宿

ホテルとは違う旅行をしませんか?
Airbnbの使い方とお得なクーポンは以下から。登録がまだの方はぜひどうぞ。

http://worldodyssey.net/airbnb/

世界23周の旅はホームステイが基本ですがAirbnbも使います。セレブが泊まる豪邸や有名デザイナー、超格安の宿、Airbnbで知り合った友達の母国で再会したり、本が書けるぐらいのエピソード。

真の旅人はFB,CSなどでホストをみつけよう。

タクシー

快適で、速くて、経済的な廃車サービス。無料体験をゲットしたい方は以下からどうぞ。タクシー業界に革命を起こす、いま一番応援しているサービス。

http://worldodyssey.net/uber/

オーストラリアの使い心地はわからないけど、世界の都市を旅行するならタクシーより断然おすすめ。トロントからホームステイ先まで公式タクシーなら80ドルぐらいのところが40ドルぐらい。しかもアプリで予約して数分で迎えに来てくれる。

航空券

航空券予約のポイント、登場までの流れはこちら。
http://www.u23.net/airticket/

オーストラリアの広大な国内移動はマイレージか陸路の工夫で節約。ブラジルはマイレージのおかげでピーク時期にもかかわらず超格安フライト。

両替

楽天プレミアやアメックスプラチナでプライオリティパスを取得しラウンジで快適な空の旅を。

*ブリスベン・メルボルンはプライオリティパスのラウンジなし。アメックスプラチナでヴァージンラウンジ利用可。

http://www.u23.net/exchange/credit-card/

海外旅行保険

個人的にもブラジルでは保険の恩恵をいっぱい受けました。

冒険するために保険はしっかり。海外旅行保険の落とし穴に注意。保険のプロも生命保険は加入しなくても海外旅行保険は加入してます。

http://www.u23.net/insurance/

持ち物

南半球は夏。綺麗なお肌を守るために日焼け止め必須。

現地でも買えるけど泳ぎたい人は水着とビーチサンダルも。

http://www.u23.net/baggage/

 

PR

未来を変える留学エージェントU23

オーストラリアやカナダに留学したい人は、無料で語学学校の紹介できるので気軽にご相談ください。

http://www.u23.net

Rio de Janeiro(リオデジャネイロ):マラカナンの感動を忘れない「ドイツvsアルゼンチン」

13 July, 2014

聖地マラカナンスタジアム

marakana-stadium-world-cup-final 6その場所は他とは違う特別な想いがこみ上げてくる。うまく言葉で説明できないけど、サッカーを志すものならわかるのではないだろうか。子供の頃からずっと行きたかった場所。大人になって行こうと思えばいつでも行けたけど、いつか特別な日に訪れようと大切にとっておいた場所。ワールドカップ決勝というこれ以上ない最高の舞台でその夢を叶える。

ドイツ対アルゼンチ

思い起こせば、はじめてワールドカップに熱狂したのが86年。そう、マラドーナが「神の手」と「5人抜き」の伝説を生んだ大会だった。時間の流れを感じずにはいられない。あの時はまだ東西統合する前の西ドイツ。あの頃一人自宅で夢中になっていたサッカー少年は、同じ夢を見れるサッカー馬鹿といっしょに地球の裏側のスタジアムで夢中になっていた。

 

決勝戦キックオフ

marakana-stadium-world-cup-final 7決勝に相応しい緊張感ある闘い。90分走り抜いてもスコアレスドロー。延長戦突入。試合終了直前にゲッツェが劇的なゴールを決める。その瞬間マラカナンスタジアムは歓喜の渦に包まれる。ドイツはメッシにマラドーナの再現を許さなかった。アルゼンチンの捨て身の猛攻も守護神ノイアーのゴールをわることはできず試合終了のホイッスル。その笛は4年に1度世界が最も熱くなるパーティーの終わりを告げる笛。

 

ドイツ優勝

marakana-stadium-world-cup-final 18”強いものが勝つのではない。勝ったものが強い。”皇帝と呼ばれた男の有名な言葉を思い出す。ドイツ優勝おめでとう。これから4年後に向けて世界がドイツに追いつけ追い越せと死にものぐるいで練習するだろう。それでも最期に勝つのはドイツなのか、新たなチャンピオンが生まれるのか。ロシアのことを考えるまでにもう少しブラジル大会の幸せな余韻に浸っていよう。
あの7月の感動は一生忘れることはないだろう。

そして、夢を叶える応援をしてくれたU23スタッフ、ブラジルのホストファミリーと友達、サッカー馬鹿仲間、父と母にありがとう

 


著者:Ken Utsumi #u23ken

『世界23周の旅』3周目中。未来の働き方・生き方に挑戦する。24歳のときトロントで起業。留学&就活を支援。未来法人U23代表CEO兼デザイナー。神戸生まれ、サッカー好き、旅人。

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