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Leath(リース):『T2:トレインスポッティング 2』撮影場所巡りの旅〜エディンバラ&リース他編

2017.3.16 Thu @Leath, UK

21年ぶりの続編映画『トレインスポッティング2(原題:T2: Trainspotting 2)』(*)公開記念に、映画ロケーションハンターKenによるトレインスポッティング撮影場所巡りの旅。トレインスポッティングのオリジナル公開から21年後、あの場所は今。。。監督やスタッフは、どうしてあの場所を選び、どんな想いであの場面を撮ったのかと想像しながら、当時のスタッフの足跡を辿るように撮影現場を訪問するといろんな想いが湧いてくる。まるでタイムマシンに乗ってあの頃に戻ったように熱狂の記憶が蘇る。これだから旅はやめられない。ドラッグよりハマる旅行中毒。Chouse your life.

T2:トレインスポッティング2の撮影場所

トレインスポッティング2は、原作の舞台でもあるエディンバラとリースで撮影された。2016年に撮影されたばかりだから、多くの場所が映画のまま残っている。ベグビーがレントンを追いかけて、クラブからオールドタウンを走り駐車場に至る現実のルートを辿ると、まるでARのように前の前にレントンやベグビーがいるような体験をできる。北米や日本ではまだ映画は公開されていないので、これらの写真の場面が劇中のどこで使われているか探してみるとおもしろいかもしれない。

 

エディンバラ編

Edinburgh Airport

冒頭でレントンがアムステルダムから帰国した空港。

さりげなくトレインスポッティングカラーのオレンジのEasyJetが劇中でも使われているのは偶然か意図してか。

Saint Stephen’s Stockbridge

劇中冒頭でスパッドがコミュニティのメンバーと話をしていた場所。

 

Holyrood Park

レントンとスパッドがランニングしていた丘。

Arthurs Seat

レントンとスパッドがランニングをして登った丘の語らいあう頂上。

 

Harvey Nichols – Chocolate Lounge

シックボーイとベロニカがシャンパンを開けていたスイーツラウンジ。

映画ではシャンパングラスも流れていたけど、撮影用の演出だろうか。

 

Harvey Nichols – Forth Floor Restaurant

レントンがベロニカにChose Lifeと話したレストラン。

同じビルディングのチョコレートラウンジの隣。料理もおいしい。

 

Scottish Parliament

レントンとシックボーイがプレゼンテーションをしていた建物。

奥に見えるのはホーリードパーク。

 

Waverley Gate -Creative Scotland

ダイアンが働いていた法律事務所。

Waverley駅の向かい側。Apple Storeのお隣さん。ニュータウンの有名なパブもこの近く。

 

Edinburgh Bargain Stores

スパッドが工具を買い物していたストア。

工具も文房具も何でもそろうお店。チェーン店が溢れる中でレトロな哀愁がたまらない。

The Cav

レントンとベグビーがトイレで再会したナイトクラブ。

劇中ではレントンがクラブ街からオールドシティへ逃げ出すのだが、このクラブの実際の位置関係からだと違和感がある。一作目でホテルの屋内シーンと屋外シーンを違うホテルで撮影した時のように、屋外シーンはオールドシティのクラブをイメージして、屋内シーンはここで撮影したと解釈するとしっくりくる。

 

Old City

ベグビーとレントンのチェイスシーン。

オールドシティはどの場面を切り取っても美しい。

Cockburn St

Royal Mile

Victoria Street

Castle Terrace Car Park

ベグビーから逃げるレントンは走る車の屋根に飛び乗り、そのレントンの腕をベグビーがナイフで切りつけた駐車場。

Kings Stables Road

車の屋根に乗ったレントンが駐車場を出て地面に叩き落とされた場面。

うシーン。

レントンが車から起き上がって笑うシーンは、オリジナル1作目のトレインスポッティングのシーンをオマージュ。

Calton Road

トレインスポッティング撮影場所巡りの旅エディンバラ編参照 >

 

リース編

Dalton scrap yard

レントンとシックボーイが取引に成功してお祝いするフラット。

ダニー・ボイル監督の手によればスクラップ置き場さえ絵になる。

 

Banana Flats (Cables Wynd House)

シックボーイが最初に住んでいたフラット。

スコティッシュからの情報によると、上空から見たらバナナの形をしているから、地元では通称バナナフラットというらしい。

 

Quay 84 / Commercial Quay。

シックボーイとレントンが飲んでいたバー。

残念ながらもう営業していなかった。

North Junction Street

劇中のワンシーンで映し出された壁画。

 

The Central Bar

シックボーイのバーの屋内撮影の一部が行われたバー。

屋外シーンはグラスゴーの郊外で撮影された。

 

グラスゴー編

University of Glasgow

グラスゴー大学。なぜここだけエディンバラ大学にしなかっただろうか。

 

番外編

The Mousetrap (旧The Volunteer Arms)

小説版トレインスポッティングで登場するバー。

 

Port O’Leith

トレインスポッティングのアイデアが生まれたと言われる場所。

 

Shopping Center

世界一汚いトレイのモデルとなったショッピングセンター。

 


2017年トレインスポッティングの旅関連記事

#1 『トレインスポッティング』撮影場所巡りの旅〜グラスゴー編
#2 『トレインスポッティング』撮影場所巡りの旅〜エディンバラ編
#3 『トレインスポッティング』撮影場所巡りの旅〜ロンドン編#4『T2:トレインスポッティング』撮影場所巡りの旅〜エディンバラ&リース他編
#5『T2:トレインスポッティング』日本未公開現地映画鑑賞ガイド&レポート


執筆・撮影・編集

Ken Utsumi #u23ken

『World Odyssey: 世界23周の旅』5周目。2001年からノマドライフ。2003年トロント留学中に起業。Future Life/Work《未来の生き方/働き方》に挑戦し、海外留学・訪日外国人旅行・ドローン・Mac・クリエイティブ等を支援するエージェント、未来法人U23代表CEO/CDO。神戸生まれサッカー好き旅人。