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Barreirinhas(バヘイリーニャス):白い砂丘に生まれた碧き湖、レンソイス・マラニャンセス国立公園 Part 2

レンソイス・マラニャンセス国立公園 Part 1はこちら

Wed, June 11, 2014 

レンソイス・マラニャンセス国立公園の行き方

サンルイスのバスターミナルからバヘイリーニャスバスで4~5時間。
切符売り場で空港使用税のようなバスターミナル使用税を払う。
バスターミナルで食事もできるので出発前に食事を。途中で食事休憩はない。
シートは良いが道が悪くとても揺れる。酔いやすい人は食べ過ぎ注意。
ブラジルの長距離バスはエアコンが強いのでブランケットか上に羽織るものがあると嬉しい。
午後2時前に到着しすぐツアーに申し込むとギリギリ間に合う。日中と夕陽が観れる。
ツアーメンバーの帰りのバスにより夕陽をゆっくり観ずに帰るツアーもある。
砂漠までは四駆もボートで行く。
バスを降りるとそのためのツアーの勧誘が待っている。
四駆をチャーターすれば、サンルイス、バヘイリーニャス、パルナイバ、ジェリコアコアラ、フォルタレーザと感動の旅ができる。

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レンソイス・マラニャンセス国立公園のアクティビティ

パヘイリーニャスに数社現地ツアーエージェントでいろいろなアクティビティがあるそれに参加するのが一般的。一部スタッフは英語も通じる。

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ウォーキング

見渡す限り白い砂漠と湖。ツアーで参加しても少し遠くまで歩けば誰もいない世界を独り占めもできる。ただし、遭難や蛇もいるので注意。

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ジープ

四駆で砂丘に行くツアー。1時間ほどでこぼこのダートや水たまりを容赦なく走り激しく揺られる。世界中でいろいろなジープのツアーに参加したけど最高クラスの揺れ。

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ボート

もう一つの定番川下り。砂丘や周辺の村を訪れハンモックに揺られたり高台から景色を眺めたり動物を観たりバギーに乗ったりできる。

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バキー

ボートツアーで寄る村の砂丘や海岸で無免許でバギーができる。運転の仕方はバイクとほぼ同じ。ぶっ飛ばすとめちゃくちゃ気持ちいい。一緒に旅したフランス人は飛ばしすぎて砂漠に転倒していた。アスファルトなら笑えない大けが。2~3人で乗ることもできるので運転できない人は誰かといっしょに。

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セスナ

ガイドブックで見る無数の湖はセスナに乗って上空から遊覧するツアーもある。(ホストと外国の旅人仲間とも話し値段が安過ぎW杯前の事故を避けまたの楽しみに見送り)

 

パヘイリーニャスの村

小さく静かな田舎町でリオデジャネイロやサンパウロの都市部と全然違う雰囲気。村の人々は人懐っこくとてもフレンドリーですぐ仲良くなれる。

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バヘイリーニャスの宿
安宿はハンモックのR$10(約500円)から。
水しか出ない宿、お湯も出る宿がある。
Wi-Fiがある宿でも壊れていることもある。
ホテルは調査してないので不明。

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バヘイリーニャスの食事
食事はローカルのレストランでR$10以下、港の観光地向けのエリアでR$20~50程度。
小さいけどお酒を飲んだり踊れるバーもある。
安宿の朝食がフルーツ盛りだくさんでよかった。
スーパーやコンビニのような店もあり宿で作ることも可能。

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バヘイリーニャスの交通
バイクはヘルメットはかぶらないし、自転車のように女の子乗りで二人乗りしているブラジリアンもいる。
モータータクシーというバイクのタクシーがある。
勧誘してきた人がホストに紹介してもらった宿の友達でバイクにスーツケースを持つという荒技で無料送迎してくれた。
ツアーエージェントが親切で車でだいたいどこか行く時は送迎してくれた。ただし行きのみで帰りはない。

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著者:Ken Utsumi #u23ken

『世界23周の旅』3周目中。未来の働き方・生き方に挑戦する。24歳のときトロントで起業。留学&就活を支援。未来法人U23代表CEO兼デザイナー。神戸生まれ、サッカー好き、旅人。

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旅とは海である

世界にはテリトリー(領域)がある。ボーダーライン(境界線)の向こうにはまだ見ぬ世界が待っている。ボーダーを超えるには見えないパスポートが必要で、それを持たずに国境を超えてはいけない。

旅のおもしろさとリスクは海に例えるとわかりやすい。
海は誰でも楽しめる楽園。ただし領域を間違えると地獄に変わる。

浅瀬でしか遊んだことのない乙女が足のつかない深いところへ行けば溺れる。ましてや室内プールでしか遊んだことのない少女がいきなり一人で深海で魚と泳ぐのは難しい。危険な海域で泳げば命の保証はない。危険を冒すからおもしろいなんて考えは狂気の沙汰。砂浜と海中とどっちがおもしろいかは誰が決めるのか。

ガイドブックという浮き輪があれば深いところでも泳げるけど浮き輪に頼っていたらいつか溺れる。その浮き輪は古くて穴があいているかもしれない。だから監視員の目が届かない安全スロープを超えてはいけない。泳げないならビーチで砂遊びをしよう。浅瀬でシュノーケリングをしよう。それで物足りなくなったら泳ぐ練習をしよう。

ツアーというボートに乗ればお金はかかるけど泳げなくても簡単に足がつかないところまで連れて行ってくれる。しかし水面から眺めるだけか、せいぜいインストラクターに手を引っ張られてちょっと水に浸かるぐらい。豪華遊覧船に飽きたら泳ぐ練習をしたらいい。

泳ぐ練習はプールではじめる。川や海で覚える人もいる。コーチがいると上達も早い。クロール、平泳ぎ、背泳ぎいろんな泳ぎ方をしたり、どれだけ早く泳げるか競ってみたり、海でもいろんな遊びができる。ビーチで泳ぐだけでなく深い海で潜り魚といっしょに泳ぎたくなったらそれなりの装備を整え本格的なトレーニングが必要だ。自分の命を守るのは自分だ。

ダイビングスーツに着替えるように、旅の服装に着替える。マスクやフィンは潜水を助けてくれる。裸で潜れるのはタフでスキルのあるダイバーだけ。

海の中で地上の常識は通用しない。地上では呼吸ができていたのに海中はできないのはおかしいと叫んだところでそれが現実。酸素ボンベをつけなければ命を落とす。前向きに異文化を受け入れよう。それが嫌ならそんなエリアへはいかなければいい。

砂に隠れている魚もいるからそれを知らなければ近くまでいってるのに素通りしてしまう。シーラカンスに遭遇してもその価値を知らなければただの大きな魚、教養のない人にとっては数千年前の世界文化遺産の遺跡もただの大きな石。奇麗な魚はただ観るだけでも美しいけどその背景を知るともっとおもしろくなる。知識は見える世界を変える。

バディがいると心強い。旅のおもしろさも広がる。いっしょに潜りたければコミュニケーション方法も覚えなければいけない。語学を学べば世界中に話せる人が増える。

海へ潜るためにはライセンスを取得する。勘違いしては行けないのが、このライセンスは潜ることが”許された”だけで、魚と泳ぐことが”できる”とは違う。

パスポートで国境を越えることは許されても、その世界を楽しむためにはまだまだ練習が必要。税関はなくても見えないパスポートが必要な世界もある。無理して慣れない海に飛び込んでもストレスフルな状態では心からダイビングを楽しめない。それどころか事故を引き起こしかねない。万が一の事故に備え保険に入ることも絶対に忘れてはいけない。

潜ることに慣れ野生の魚を覚えると、もっと野生の魚をこの目で観たくなる。いっしょに泳ぎたくなる。海と恋に落ちる。

鮮やかな熱帯魚に目を奪われ、エイとの遭遇に息を飲む。いつもより深くまで潜ったり、急に天候が悪化するハプニングに遭遇したり、荒波を乗り越えてタフになる。

危険な海底の怖さを知るものだけがその先に進んでもよい。油断して毒を持つくらげとも知らずに触ると痛い目に遭う。無知に鮫のいる海域に飛び込むと命を失う。

潜り方は覚えてもお目当ての魚と出逢えるとは限らない。運がよければウミガメと泳げる。

野生のイルカと遭遇しいっしょに泳ぐ感動は体験した人にしかわからない。

Suo Luise(サンルイス): フランスに建設されポルトガルに征服された旧市街

Sat, 7 June, 2014

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フランス王の名にちなんだ名前を持つその街は、17世紀にフランスにより建設され間もなくポルトガルに征服された。旧市街の歴史地区には植民地時代の建物が残る。タイルの街としても知られ、歴史を感じるレトロな建物が目を引く。

 

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6月はBumba Meu Boia(ブンバ・メウ・ボイ)という牛のお祭で賑わう。獅子舞のような牛が舞う。

 

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和太鼓に似た音色のドラムを叩き、和傘やでんでん太鼓、駒、剣玉に似た日本の民芸品も見受けられる。地球の裏側との奇妙なつながり。

 

ギャラリー

 


著者:Ken Utsumi #u23ken

『世界23周の旅』3周目中。未来の働き方・生き方に挑戦する。24歳のときトロントで起業。留学&就活を支援。未来法人U23代表CEO兼デザイナー。神戸生まれ、サッカー好き、旅人。

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