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Dubai(ドバイ):Burj Khalifa(ブルジュハリファ)At The Top Sky〜世界一高い展望台から見える景色

2016.12.30 Thu @UAE, Dubai

世界一高い建造物として知られるBurj Kharlifa(ブルジュハリファ*)は、世界一広い複合商業施設ドバイモールにある。世界一尽くしのドバイ観光名所。”Touristic”(≒旅人ではなく観光客向け)とネガティブに捉えず、背景にある物語を知ると展望台から眺めるドバイの景色も違って見える。

*バージュ・カリファ、バージ・カリファ、ブルジ・ハーリファ、ブルジュ・カリファとも表記される

ブルジュ・ハリファ体験レポート

ドローンか飛行機から見るような地上148階の展望台からの絶景。10年前は砂漠と言われてどれだけの人が想像できるだろうか。ドバイはその豪華絢爛に見える表の姿と、止まったら倒れる自転車のように走り続けなければいけない裏の事情がある。砂漠の街だったドバイは観光都市として世界中の人々を呼ぶため、常に新しいことに挑み、一番であり続けなければいけない。それは側から見ているより遥かに難しいこと。

世界一広いドバイモールから

ドバイを知るためにここは外せない。世界一高いタワーと言われたら行くしかない。行ったこともないのに高いと批判してはいけない。高価なチケットを買うための言い訳を探し、インターネットでチケットを割引購入。

ドバイモールに着いてからもフルジュ・ハリファの入り口までだいぶ距離がある。年末ということもあり入り口付近は旅行者で溢れかえっている。優先チケットがなければ、展望台まで数時間の待ち時間は覚悟がいりそう。

前の予定が押して予約の時間に遅れたけど問題なし。iPhoneで予約したAT THE TOP SKYのEチケットを見せると、大行列を横目に地上ラウンジへ案内される。説明を聞きながら、ドバイ土産の定番、なつめやしの実のドライフルーツ、ディーツで迎えてくれる。

世界一速いエレベーターで展望台へ

それからしばらくして、グループごとに世界一速い高速エレベータへ。ここでも優先レーンを通してもらい待ち時間は最小限。エレベーターの内装も近代的で、投影された映像を見ていたらすぐに124階の屋外展望台へ到着する。

ここから先はAT THE TOP SKYチケット所持者のみ。2014年にオープンした旅行者が行ける最高峰、148階の展望台へ専用エレベーターで運んでくれる。この上はオフィスや機械室が入っており、階段は160階まである。

スカイラウンジではウェルカムドリンクが振る舞われる。アラブを一望できる気色は圧巻。ドバイの高層ビルを見下ろすその高さはドローンや飛行機から見える景色。

世界一高い展望台からの夕日

サンセットハンターとして世界一高いビルからの夕日は見逃せない。太陽が地平線に沈むほんの少しの時間だけ体験できるマジックアワー。ブルー、ピンク、オレンジ、パープルのグラデーションが美しい。

この日この場所に来れた幸福に満たされ、ドローンを飛ばしたらこんなことができると夢想したり、ブルジュハリファはいつどこで超えられるのだろうとか考える。

ブルジュ・ハリファ展望台の夜景

ドバイの街に灯りが立っていく。360度どこから見ても美しい。ほんのすこし前まで砂漠だった。

 

見下ろすとドバイファウンテンも見える。名物の光の噴水ショーを上から鑑賞できる。

この後、エレベーターで124階へ戻り、屋外展望台の景色と比べる。昔の眺望を再現する機会や休憩できるソファやお土産屋さんなどもある。

帰りのエレベーターもフロアを一周するほどの長い列ができているけど、優先レーンですぐに降りることができた。2種類のチケットの差は眺望の差より、待ち時間の短さが嬉しい。

ブルジュ・ハリファの外観

地上からブルジュ・ハリファを見上げ余韻に浸る。今年も残り1日と映し出されている。明日は、ここからニューイヤーズイブ・カウントダウンの花火が打ち上げられる。

 

ブルジュ・ハリファの意味

名前の由来は、「Burj(ブルジュ)」はアラビア語で、塔やタワーを意味する。「Khalifa(ハリファ)」は大統領の名前で、これにはエピソードがある。建設時は(Burj Dubai)ブルジュ・ドバイ、つまりドバイタワーと呼ばれていた。それが完成式典オープニングセレモニーで突如ビルの名称が変更された。その当時の世界は金融危機の真っ只中で、ドバイは負債まみれになっていた。やむを得ず石油が豊富なアブダビに借り入れ、完成にこぎつけた。そこで、建設に重要な貢献をしたアブダビ首長国のアミール(首長)で、アラブ首長国連邦第2代大統領でもあるハリファ・ビン・ザイード・アナール・ナヒヤーンの名前を冠した、ブルジュ・ハリファに変更された

 

ブルジュ・ハリファ建設の歴史

2004年に着工が始まり、高さを増す計画の変更や建設の遅れの末に6年の歳月をかけ2010年1月にオープン。石油依存の経済体制から観光国を目指し、何かセンセーショナルなものでドバイを有名にしたいと、企画された。ブルジュ・ハリファの建設費用は15億ドル、商業施設、居住施設、娯楽施設を含む大型複合施設開発の核とした総費用80億ドルに上り、経済効果は少なくとも200億ドルと言われている。参考に、京都駅は12.5億ドル、NYのワン・ワールドトレードセンターは39億ドル。12,000人の労働者を起用した。企画はドバイの不動産開発会社エマール。設計はNYのワン・ワールドトレードセンターやシカゴのウィリスタワーのSON社。建設は韓国のサムスン物産、ベルギー最大の建設業者ベジックス、UAEのアラブテックの共同。設備に、日本の日立プラントテクノロジーも関わっている。

 

ブルジュ・ハリファの世界一記録

世界一高い現存する建造物:829.8m(以前はアメリカ合衆国ブランシャールのKVLY-TV塔:628.8m)
世界一高い現存した建造物:829.8m(以前はドイツのワルシャワラジオ塔:646.38m)
世界一高い自立型建造物:829.8m(以前はトロントのCNタワー:553.3m)
世界一高い超高層ビル:829.8m(以前は台湾の台北101:509.2m)
世界一高い超高層ビルのアンテナ(以前はシカゴのウィリス・タワー(元シアーズ・タワー):527m階)
世界一のフロア数:211階(以前はワールドトレードセンター:110階)
世界一の高い占有フロア:584.5m
世界一高い位置に設置されたエレベーター
世界一長い移動距離のエレベーター:504m
世界一高い垂直コンク リートポンプ:606m
世界一高い居住用併設建造物
世界一高い展望台:148階、555m
世界一高い屋外展望台:124階、452m
世界一高い位置に設置されたアルミとガラス:512m
世界一高いナイトクラブ:144階
世界一高いレストラン122階442m(以前はトロントのCNタワー360:350m)
世界一高いアートギャラリー
世界一高い図書館:123階
世界一高い変電所:155階
世界一高いラウンジバー:122階
世界一高いニューイヤー花火
世界一高いベースジャンプ

参考:Burj Khalifa – wikipedia

 

ブルジュ・ハリファのストーリー

さすが世界一高い建物ブルジュ・ハリファ、公式Webサイトも力が入ってる。160階にちなんでブルジュ・ハリファに関する160のストーリーを紹介している。長い行列の待ち時間もこのサイトを見ていたらあっという間。いくつかを引用する。

ミッションインポッシブルのロケ地

トム・クルーズ主演ミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコルのロケーション現場

アルマーニホテル

世界初アルマーニホテル、39階まではジョルジオ・アルマーニがエントランスをデザイン

ビルペトロナスツインタワー超え

世界一の超高層ビル、20世紀の超高層ビルペトロナスツインタワー超え

まだまだある物語

スパイダーリリーの花からインスピレーション

小さな町に匹敵する35,000人宿泊可能、17,000以上のドア

1日に946,000リットルの水を供給

象100,000頭分のコンクリート、歩道にすると2065km

エキスポ2020をお祝い

使用したスチールは、重さエアバスA380の5台分、長さエッフェル塔の293倍

”フランス人のスパイダーマン”アライン・ロバートが6時間以上かけて計測

アラビア工芸のマシュラビーヤ

12,000人の労働者、のべ2,200,000時間、一人で作ったら7,534年

57機のエレベーターと8機のエスカレーター、秒速10m世界一速いダブルデッキエレベーター

地上から朝陽を見てから高層へ登ると1日に2回サンライズを見ることができる

 

ブルジュ・ハリファの地図

住所:1 Sheikh Mohammed bin Rashid Blvd

ブルジュ・ハリファの行き方

ドバイダウンタウンの中心に位置する。

最寄駅:地下鉄Burj Khalifa /Dubai Mall(ブルジュハリファ/ドバイモール)駅

駅からドバイモール入り口まで行く、徒歩15分ぐらい

ドバイモールに着いたらLower Grand/LG(地下)にあるAT THE TOPの入り口へ行く、徒歩5分ぐらい

チケットの有無、展望台の行き先、時間帯により並ぶ列、待ち時間とコース内容が違う

 

ブルジュ・ハリファのチケット価格

最安値

AED 125〜

さすが世界一高い建物ブルジュ・ハリファ、展望台の入場料も桁違い。高額な入場料にも関わらず行列ができるほど人気のブルジュ・ハリファの展望台のチケットは、当日は売り切れのこともしばしば。事前に時間指定のインターネットで予約すれば最大75%割引。展望台は「125階」と「148階」の2種類があり、入場時間、待ち時間により値段が違う。AT THE TOPのプライムアワーを避けると一番安く登れる。トラベルエージェントと交渉するともう少し安くなる。

AT THE TOP

高速エレベーターで125階の展望台へ行く。125階の展望台を楽しむ。高速エレベーターで地上へ戻る。という流れ。

AT THE TOP SKY

地上ラウンジでディーツ(UAEのお菓子)で案内を聞く。高速エレベーターで124階の展望台へ行く。高速エレベーターで148階の展望台へ行く。スカイラウンジでウェルカムドリンクとともに展望台を楽しむ。高速エレベーターで124階展望台へ戻る。高速エレベーターで地上へ戻る。という流れ。

 

ブルジュ・ハリファのチケット予約購入

1.公式サイトへアクセス

2.Book Ticketsをクリック

3.希望の日時とアトラクションを選択

4.個人情報を入力

5.クレジットカードで支払い

6.予約受付メールを受信
ブルジュ・ハリファの場所

参考:ブルジュ・ハリファ公式サイト

 


著者:Ken Utsumi #u23ken

『World Odyssey: 世界23周の旅』5周目。2001年からノマドライフ。2003年トロント留学中に起業。Future Life/Work《未来の生き方/働き方》に挑戦し、海外留学・訪日外国人旅行・ドローン・クリエイティブ・Macを支援するエージェント、未来法人U23代表CEO/CDO。神戸生まれサッカー好き旅人。

Hong Kong(香港):TM Network「Get Wild」PV風の動画を創ってみた

2016.5.8 Sun

香港

ずっと気になってたドローンを求めて香港へ飛ぶ。ちょっと遅めの自分への誕生日プレゼントという口実に、念願のPhantom 4ドローンオーナーに。

そう言えば、香港はFANKS(*1)にとって特別な場所。そう、TM Networkの「Get Wild」のプロモーションビデオの撮影地。もう、アルバムに収まらないぐらいバージョンも増えたけど(*2)あれからどのぐらい経つだろう。(*3)

ほんのつい今しがた、電脳街で買ったばかりのRX100m4で香港の街の風景を撮影する。ふとひらめいて宿のチョンギマンションに戻ってMacでFinalCut Proを立ち上げて編集してみる。

できたばかりの、TM Network 「Get Wild」2016年度版PV風ミュージックビデオを公開。

Get Wild 1987 Original ver.

 

Get Wild 2016 World Odyssey ver.

 

【解説】

(*1)TM NetworkのファンのことをFANKS(ファンクス)と呼ぶ。FUNK +PUNK+FANSを語源としている造語。

(*2)「Get Wild」はことあるごとに、小室哲哉や時には外部のミキサーに託し、新しいアレンジやリミックスが生まれる。「All The Get Wild」という一枚全部Get Wildのフルアルバムを作っても入りきらないぐらい違うバージョンがある。いつかカバー曲やインスト曲を含むCD5枚組全部Get Wildみたいなアルバムが発表される気がする。

(*3)「Get Wild」のオリジナルリリースは1987年。香港がイギリスから中国に返還されたのが1997年。マラドーナが5人抜きの神の手のゴールを決めたワールドカップメキシコ大会が1986年。まだ4号ボールを蹴っていた子供の頃。